面白くなければ、見たくない人のために‥ニホチュウ = 石川県小松市、日本の中心で愛をさけぶブログだぞー!


by pontajima
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言葉がわけわからん

(まえからの つづき)

ふるさと 石川県小松市。
航空自衛隊のひとに、道を聞かれた。
自衛隊のひとは、全国から来ているので
「それやったら‥」
と、なるべく、NHKのことばでおしえる。
「なつかしいです。自分も大阪出身です。」
なんでや。石川弁を丁寧にはなすと、なぜか大阪弁。

そうかといえば
松川さんと奈良市に出張にいったとき、
夜、二人で飲んでいたら、
「なつかしい名古屋弁、わたしも名古屋出身なんだわ」
と、そこのおばあちゃんに言われた。
ふたりとも、石川出身で石川の言葉で話していたつもりだったのに。

名古屋では、しょっちゅう、
「あんた。大阪のにんげんやろ。わてもや」
俺は、きっちり名古屋弁で話してたと思ったのに。

「うーん、俺どこの言葉しゃべってるのか、わっからんのだわ」
「おれも、おまえら石川県のにんげんと、よう話すだろ、
岐阜へ行くとすこしおかしいって、いわれるなあ」
金さんが納得して言う。
そういえば、同僚の奈良はおもしろがって、石川弁で話したがって、
中途半端で、どこの言葉かわけわからんもんなぁ。

小松から能登の先輩の多畑さんをたずねることにした
京都へ行くほど時間がかかる。
近くまできて、道をたずねることにした。
子供がいたので、聞いた。
小学校の三、四ねんせいぐらいか。

「ぼく、このへんで、多畑って家しらない?」
金さんが車の助手席から、窓をあけて聞いた。
「あーん、それやったらぁあ、‥あっちいってえぇ‥」
しんせつに、一生懸命おしえてくれた‥が
なにを言っているのか、さっぱり判らない。
「ふん、ふん、なーるほど」
え!?金さんは判るのか相槌をうっている。
よく、今の言葉がわっかたなぁ。
「そっかぁ。ありがとね、ぼく」
こどもは、ニコニコがお。

「さ。行こうか」
金さんは大満足で出発をうながす。
「で、金さんよ、どう行けばいいんだ?」
「え‥?」
「おい。子供に教えてもらったんだろが!」
「わかるか!あんな外国語みたいなの」
「な‥!」
「だーって。おなじ石川だろ。てっきり山田が‥」
「おまえ、適当にあいづち打っていたのか!」

ぐるぐるまわって、けっきょくわからず。
誰かに聞いて‥
またあのガキだぁ!

結局わからずじまいで、小松にもどる。

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by pontajima | 2006-07-31 23:59 | 金さんと愉快な仲間たち

金さん 石川県へ

名古屋は長者町。
ビルの地下に“モンテ ローザ”と言う食堂。
ここのメニューで“野菜炒め”は天下一品!!
(30年経って、メンバーが集まって温泉で一杯やったとき、
もういちど、モンテローザの野菜炒めが食べたい、と全員一致の
意見でした。太っためがねのマスター、あの味が最高でした!)

里帰りに、小太郎さんやタケちゃんはなぜか、女子社員と一緒に。
いい青春物語を送っている。
われわれは‥野郎ばっかりでドライブがてらに。
で、金さんは岐阜なのに、なぜか一緒に、石川県に。
それも、しょちゅう。
つい「いっしょに行くか?」
と言ってしまうと、ついてくる。

おふくろが、つい
自分の家だと思って‥
と、よけいなことを言うと、
「サイドボードにウイスキーがあったから、もってきた」
と、自分の家のようにふるまう。
「ほら、つまみも‥」
どっから、調達したんだ!

すごい!二人でボトルが から
家のものは、感嘆の声をあげる。
金さんは謙遜のつもりなのか
「いやー、それほどでも。飲もうと思えば、一人でからにして‥」
「しなくていい!

「おまえんちは、おれのことを呼びすてだな」
そりゃあ、金さんだって、えんりょってこと一つもないし。
ときどき、どっちの家なのか わからないときもある。
「だーって、おまえのおふくろが、自分のいえのつもりでって
言っただろうが」


午後から、小松は安宅の高校の友だちに会いに行った。
友だちのギシちゃんは
カローラのライトバンをしげしげと見ている。
「どしたん?」
「うーん。この車は死体をはこべるな」
「な、なにを急にいいだすんや」
「いや、ふと思っただけで‥」
思うな!
「うーん。すごい男だ!そこまで気がつくなんて!」
金さんが感心している。‥って、なんでや!

二人で車の荷台をはかって、おまえら誰を殺すつもりだ!

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by pontajima | 2006-07-30 22:29 | 金さんと愉快な仲間たち
営業会議
「いいか、お客さんが何をのぞんでいるか‥」
桜田部長が熱弁をふるう。
「うーん。そっかぁ」
金さんが考え込んでる。
「いま、桜田くんが、言ったように、お客さんの立場にたってだな‥」
寺田常務も、うなずきながら話す。
「やっぱり‥うーん。そっかぁ」
金さんは、みよーうに納得している。

こんなときは、なーんかヤバいんだが‥

水曜日。
「金さん、ちょっと、打ち合わせいいかな?」
稲川主任が金さんに声をかけた。
「だめ。きょうは、ひじょうーに忙しいの」
リュウに車を運転させ、さっさと出て行く。

「金さんはどこ行った?」
桜田部長が稲川さんに聞いた。
「アケボノさんと瀬戸さんに岐阜やまさんとか」
「あれ?そこは、きょう定休日だろが」
「そういえば‥」
「何時に帰るかな?」
「さぁ。どえらい遅くなると」

木曜日。

「さあー、きょうもがんばるぞ」
「あ、金さん。ちょっと‥」
「あれ、稲川さん。きょうもひじょうーに忙しいの」
「おまえさん、那古野さんも、キラキラも定休日だろが」
「だーから、忙しいんじゃないの」

「稲川くん、金さんは?」
「あっ、部長。もう出て行きました」
「あいつにしては、どえりゃあ張り切ってるな」
「それが部長、きょうも休みのとこばかりで‥」
「おかしいな」
「なーんか、水曜と木曜は予定がいっぱいだとか‥」

金曜日。
「稲川くん、金さんは?」
「また、いつものように遅刻みたいで」
「がんばっているのは、水曜と木曜だけか?」
「来たら、部長のところに行くよう言っときます」


「部長なにか?」
「お、金さんか。きのう、おとといと頑張ってたみたいだけど」
「はい。もう午前二時、三時と」


「なにぃ!朝からずーっと、酒のんでたぁ!」

「だーって、部長も常務も言ってたじゃないの!」

「そりゃあ、お客さんの望んでることをしろとは言ったが」

「だから、お客さんが休みの日は朝からでも酒のみたいって。
お客さんの立場に立ってって言ったでしょうが」


「言った。たしかに言った。だからといってだな‥
朝からお客さんのところの酒のはしごはだな‥それはだな‥」


「なーんだ。それならそうと、最初に言ってくれなきゃ」

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by pontajima | 2006-07-28 23:59 | 金さんと愉快な仲間たち
まえからの つづき

京都はてきとうに走る。
すぐ寺はみつかる。
なんと言う寺かはわからない。
「あけろ!ばか!お客だぞ!」
開けないなら、つぎ行こう。
「なーんか、うしろから車がついてきてるぞ」
「きっと、俺らとおんなじ観光だな」
「風流が理解できる人種がほかにもいたか」

「この寺もしまってるな」
お、さっきの車がきた。
パトカー!?
「そこで、なにをしている?」
おまわりさんが二人おりてきた。
リュウだけむこうで別の事情徴収。
「名古屋から三人で夜の京都観光」
ですむはず。がリュウが警察にびびったのか、おろおろになって、とんでもないことを
言い出してしまった。

「どこから来たの?」
「石川県」
(ばか、それは出身地だろが。)
「車は誰の?」
「え。そ、それが、無断で勝手に‥」
(会社の車だけど、それじゃ盗んだと誤解されるだろが!)
「どうして京都にきたの?」
「お、俺、むりやりに連れてこられて‥」
(俺たちが拉致したってか!)
「なぜ?」
「山田さんが女の子四人を手込めにして、それで‥」
(俺がいつ四人の女を強姦したんだ!この おおばかやろ!)

「だいぶ話しが違うな。ちょっと、署まで同行ねがおうか。」
「そんな!会社にまにあわなくなるがな」
「山田って、君だな。君には強姦のうたがいもでてきた」
「そんな、あほな!」
「名古屋って言ってるけど、名古屋弁とは思えない」
金さんは横でうれしそうに、なりゆきを見ている。
「応援を頼んだから、とにかく連行だ」
もう一台パトカーがくるんかい。
「今のところ、なにも盗んでいないな」
「あたりまえや!観光って言ってるやろ!」

「このリュウのバカが!」
誤解をとくのに、どれだけ苦労したことか。
「いやー、見ていて、おもしろかった。」
金さんはこれだけで京都に来たかいがあった、と
おおよろこびだった。

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by pontajima | 2006-07-27 23:59 | 金さんと愉快な仲間たち

深夜の京都観光

小太郎さんとタケちゃん達は、ほのぼの青春ドラマのように
女子社員とドライブやお弁当を持ってピクニックへ。
われわれは、マージャンにパチンコ、競馬に酒。
「どうしてこうも違うの?」
と、今年はいったリュウが聞く。
「それはね、山田が新入社員のとき、四人の女の子を手ごめにしようと
したからなんだよ。

と、金さんがぬけぬけと言う。
「ばかたれ!おまえらのせいだろうが!
ほんと、あれいらい俺は要注意人物として入ってくる女子社員に
語りつがれている。
いがいと、しつこいのだ。

きょうの日曜日も土曜の酒と徹マンがたたって、
目がさめれば、もう昼。
メシ食って、パチンコいって、だらだらと、もう夜。
「あー、いやだ、どっか行けばよかった。寝る」
「ほー、たとえば‥?」
京都でもどこでも‥。着いたらおこして」
岐阜まで行っての帰りだった。
金さんに対して、うかつな言葉だった。

「あれ、まだ着いてないんか?」
「起きたか。もうすぐだから」
「ねぇ、金さん、あした仕事なんだから、もう帰ろ」
リュウの泣きそうな声。
しまった!
「おい、ひょっとして‥き、きょうとぉ!?
「だーって、言ったじゃないか。京都に行きたいって
そうだった。いつものパターンだ。
ジュンだったら、俺が京都と言った時点でわめいて
阻止したろうに。
今、いるのはリュウだ。
金さんに対して経験が浅すぎる。

だけど、あしたは月曜日だぞ。仕事だろ!
「えーい。もう、やけくそ。深夜の京都観光だー!
「よーし、そうこなくっちゃ!」
そんなー山田さん!いやや。帰ろ!
「もう、京都まで来たんだぞ!あきらめろ」

そして、深夜の寺参りがはじまった。
が、うしろに謎のくるまが、ついてきた。

つづく

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by pontajima | 2006-07-26 23:59 | 金さんと愉快な仲間たち

名古屋駅で待ち合わせ

名古屋は北区の金さんの寮へ。
「あ、山田さんいいところへ来たぁ。ねぇ、金さんに言ってあげてよ」
ん?なにを‥
りーん
「ほら、また電話」
タケちゃんが電話をとって
「金さーん、ジュンコさんから、でんわー!」
「もうすぐ、行くって言っておけよ」
二階から金さんの声が。

「おまえなあ、出前の電話じゃないんだから」
「なーんだ、山田か。来てたのか」
二階へあがると、金さんは横になってテレビを見ている。
「女の子が待ってるんだろが」
名古屋駅で朝の9時に待ち合わせなんだよなぁ
「え、今11時すぎだぞ。ずっと待ってるのか?」
「もう、10分置きに電話なんだなぁ」
「かっわいそうに。すぐ行けよ」
「それが行けないの」
「おまえ、テレビ見てるくらいヒマなんだろが!」
「‥二人いるの」
「あん‥」
べつべつの女の子に、同じ時間に同じ場所で待ち合わせをしたってぇ‥
「だから、どちらか帰るまで行けないの」

りーん
「金さーん、カヨちゃんがもう帰るって!」
りーん
「金さーん、ジュンコさんがもう帰るって!」

「しまったなぁ。どちらも良かったのに‥」
当たり前だろが!
よく、二人とも2時間以上も待ってたもんだ。

りーん
「金さーん、大川さんが9時にナンパの約束しててまだ待ってるって!」

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by pontajima | 2006-07-25 23:59 | 金さんと愉快な仲間たち
りーん
寮に電話がかかってきた
「あ、大川さん、どしたん?」
『どえりゃこっちゃ、すぐ栄の中華料理屋へ‥』
「え、また無銭飲食?」
『ちがう‥!』
『かわれ!おう、山田がいたか。』
「え、こんどは古田課長と無銭飲食?!」
『無銭飲食?こんどは?
大川、おみゃあさん、無銭飲食した‥』
『わー、課長、今そんなこと言ってる場合じゃ‥』
『そう、そう。とにかくすぐたのむ。杉木があばれて‥

「え、一見まじめそうに見えてナンパ好きな大川さんと違って、
あの、真面目でおとなしい杉木さんが?」
『え?大川!おみゃあさんはナンパしてる‥』
『わー、課長、そんなこと今言ってるばあいじゃ!』

店では杉木さんがおおたちまわり。
「コラ、寺田、なまいきに!」
がしゃん
もう、テーブルはひっくりかえり、料理はさんらん。
割れた皿、や投げつけた椅子で、店の中はカチャカチャ。
俺らが駆けつけたときは散々あばれたあげく、
大の字で、おおいびき。
経理、総務の飲み会は悲惨な結果になっていた。
うーん、いくらストレスが溜まっていたとはいえ‥
結局、杉木さんを家まで乗せてかえる。


次の日‥
「‥あ。古田課長おはようございます」
杉木さんはなーんにも、覚えていない!
「え、きのう?飲みすぎて記憶がないんですけど‥」
「‥」
「でも、不思議ですね。目が覚めたら,ちゃんとふとんの中で‥」
「‥」
「僕って、いくら酔って記憶がなくても、おとなしく
ちゃんと帰って寝てるんですね」

「‥」
「あ。寺田常務、おはようございます」
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by pontajima | 2006-07-24 23:59 | 金さんと愉快な仲間たち
土曜の夜。
金さんがくる。
酒の飲めない奈良がヒマだと、あらわれる。
ジュンがいやーな予感がすると言う。

なんで、俺がくると、いやな予感がするんだ
奈良がジュンにくってかかる。
「このメンバーだと、山田さんの発言が心配で‥」
奈良は飲めないから飲みに行かない‥
となると‥

テレビで白虎隊の飯盛山が‥
「うーん、ここから若松城を見てみたいものだ」
と俺が不用意に言うと
そっかー、山田は会津若松の飯盛山に行きたいのか‥
もう、金さんは考えている。
「どこだ?会津若松って‥」
奈良がのってくる。

わー、山田さん!考えてしゃべってよ!
ジュンが大声で止めにはいる。
「なーんだ。じょうだんだったのか‥」
金さんの声にジュンは
「もう、先輩たちは、山田さんの言葉で本気になるのがこわい」
「ねえ、名古屋港はどう?夜の海をみるのも‥」
ジュンは近場を一生懸命すすめる。
「名古屋港かあ。そうだなあ」
金さんもかたむく。

コマーシャルになってホットしたのかジュンはトイレに
テレビではトヨタのニューカリーナの宣伝が‥
千葉真一が
「きゅうにオンタケが見たくなった。見えるかなぁ‥
俺もついセリフを言ってしまう。
金さんはもう考えている。
そっかー、きゅうに見たくなったか‥

ジュンがトイレからもどってきて
「さあ、はやいとこ行きましょう」
と先輩たちに‥
俺も寝ころんでいたが車へ。
運転は金さんがする。

しばらくしてジュンが
「あれ、方向ぜんぜん違わない?」
「いや、あってる。俺にまかせろ」
おれは方向音痴でこちらのほうが近道だと思っていた。
しばらくしてジュンは不安になったのか
「ねえ、名古屋港とはまったく逆に思うんだけど」
俺もさすがに気づいて
「どこ行くんや?」
金さんは
「いやだなぁ、山田。さっきおまえが言ったじゃないか。
きゅうに御嶽が見たくなったって!

「‥!」
「そうだ、ジュン。山田が言ったんだぞ。なぁ金さん」
奈良がすかさず言う。
「‥お、おれ‥、そんなこと‥言ったっけ‥」
もう止められない。
「山田さん、きっと言ったと思う。なーんにも考えずに‥」
ジュンは横でボソボソといっている。
「もう、いつものパターンだもの。」
「いやな予感がしたんだぁ‥」

だけどちゃんと御嶽山まできた。
二合目まで車できてカメラをひろった。
景色も良かったし、思ったより近かった。
ニューカリーナの宣伝が桜島でなくてよかった。
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by pontajima | 2006-07-22 05:19 | 金さんと愉快な仲間たち

寺田常務VS小太郎さん

小太郎さんは途中入社。
小太郎さんはテンポがよい。
タケちゃんと、相性がよいみたい。
トラックで配達をしているが、ちゃっ、ちゃっとこなす。
われわれとは仲が良く、けっこうおもしろいひと。
からだは小さいが、ちょっと無鉄砲なところあり。

ブオーと、寺田常務のくるまがいりぐちに乗り付けた。
ドアがあいたかと思ったら寺田常務は走って会社のなかへ。
なにかよほど急ぎの用があったのにちがいない。
‥が、くるまだけが一台のこされたままとなった。

おくでは、小太郎さんがトラックに、荷物を積み込みのさいちゅう。
やっと、積みおえて、さあ出発‥ん?
いりぐちの くるまが、すごく邪魔。

「だれのくるまや!邪魔なところに止めたのは?!
小太郎さんが怒鳴っている。
(われわれの車だとこんな事は絶対言わないんだが)
「なにい!寺田常務やとぉ?!

小太郎さんは電話のところに走っていって
寺田常務をよびだす。
どこに くるま、止めとるんや!はよ どかせ!
なんというエライひとだ!
寺田常務を怒鳴りつけることができたのは、
社長と途中入社のアンタしかいない。
われわれは、あっけにとられて ただ見守るのみ。

やがて、常務がおりてきた。
「鍵がついてるんだから、よけてくれればよかったのに」
うん、なるほど‥。
でも、小太郎さんは違うんだよな。

「なんやて!こらっ!ワレは誰にむかって口きいとるんや!」

わー!あんたこそ、誰に向かって口きいてるんだ
えーと‥整理すると
えーと‥常務が途中入社社員にむかって口きいてる‥だよな‥

「ぼけが!つぎから 気ィつけや!」
小太郎さんは、すてゼリフを残して出発した。
さぶー

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by pontajima | 2006-07-21 06:11 | 金さんと愉快な仲間たち

金さんの競馬予想

金さんと階段でバッタリあった。
「あれ、どうしたん?」
俺が聞くと、ふくざつな顔をして
「いやー、今、経理へいってな‥」
給料の前借をしてきた、と言う。
やば。きょう行くの止めよう。また変なことになりそう。

「じつは、来月の給料ぜーんぶ貸してと言ったんだが」
なんだって!何に使うんだ?
競馬
ばかやろ!断られるにきまってるだろが!
「それが、少し借りれたんだなぁ」
「へぇー、そんなんで、よく貸してくれたなあ」
「ほら、こんどの記念レースの予想」
大学ノート一冊に過去のデーターがぎっしり書いてある。
まえの、弘田三枝子誘拐計画といい、ノートに書くの好きなんだなあ。
そういえば、金さんは岐阜の進学校を出たんだ。

と、大川さんが走りよってきた。
また、ナンパの話と思いきや
「俺も特券で一枚たのむ。3ー6な
金さんにお金をわたして走ってかえった。
と、おもったら、こんどは古田課長が‥
「どうせ、今から場外馬券 買いにいくんだろが」
金さんは困ったときにみせる笑い顔で
とんでもない。そんなサボって行くなんて‥
「わかってるが。ついでに俺のもたのむわ。いっしょなやつ、3-6な
お金をわたして、帰りしな
「あ。寺田常務にはないしょだぎゃ」

「へえー、金さん、経理にはえらい信用だな」
おいおい、あの川島さんまで、きょろきょろしながら来たぜ。
おまえの予想データーって、よっぽど経理の連中を納得させたんだなぁ。

レース当日は野球の試合があって、俺は終わると いそいで金さんのところへ。
金さんの顔をみたが わからない。
「おい、競馬の結果はどうだった!?」
「うーん、一応、3-6で当たったんだけど‥」
お!すごいじゃん!たいしたもんだ!
「いや、それが‥」
「なんだ、買わなかったのか?」
「まさか。俺のも買ったし、みんなのも‥」
「だったら、なにを‥」

「俺が言ってた馬はこなかったんだよなぁ。
ぐうぜんにも、おなじ枠の他の馬がはいっちゃって
「な‥」
「だから、すごーく複雑な、きぶん。わかるぅ‥?」

うーん。きっと、経理の連中は金を手にしても
馬では金さんを信用しないだろうなぁ‥

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by pontajima | 2006-07-20 06:00 | 金さんと愉快な仲間たち