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面白くなければ、見たくない人のために‥ニホチュウ = 石川県小松市、日本の中心で愛をさけぶブログだぞー!


by pontajima
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銭湯へ行こう!

「おーい、銭湯いくか?」
金さんが車でむかえにきた。

うーん、酒のんでねむたいけど、つきあうか。
「ジュンも、風呂へ行くし つきあえ。」
金さんの車のうしろに乗って、ひっくりかえって寝た。
ジュンは助手席へ洗面器をもって のる。

「また、同じとこか。たまには、違う風呂いきたいわ
俺はなにげなく言った。
「と、言うと?」
金さんが聞き返す。
「そやなぁ、たとえば箱根とか‥
俺は眠たくてしかたなかった。
「おーい、ジュン。着いたら、おこして。俺、寝るわ」

「山田さん、おきて!山田さん おぎでぐれぇ!たのむから、起きて!!」
ジュンが俺の体をはげしくゆすり、何度もどなるので、やっと目がさめた。
「あ‥あーうぇぃ。あー眠たかった。着いたんか?」
目をこすりながら、あくびをしながら、体を起こした。
「ン.なんで高速道路を走ってるんや!?」

「やっと、おきた。たすけてぇ」
ジュンの半ベソの顔がみえた。

「俺が聞きたいのは、風呂へ行くのに、なんで高速 はしってるか?
と、いうことや」
金さんが、笑いながら
「だって、おまえが、箱根の風呂に行きたいって
言ったじゃないか」
ハコネ!名古屋から箱根まで何キロあると思ってるんや!?
金さんは本気で箱根まで洗面器もっていくつもりだったのか)
「なぁんだ。冗談だったのか」
(そんなん、最初から言わなくても わかりそうなモンや!)

「とにかく はよ、次で降りま!」
ジュンがすこしホッとしたのか、先輩の俺にむかって
「山田さんも、金さんに言うときは、すこし気をつけて話してよ!」
「そやけど」
「そんなん、金さんがどんな行動とるか、山田さんが一番わかっていいはずや!」
「‥」
「金さんも、山田さんの言うことが冗談か、冗談でないか位は判断してよ!」
もう、ジュン泣きそう。
‥すんませーん。

「あ」「あっ」「ああーっ」
三人の らくたんの声
興奮して しゃべるもんだから
金さん、つぎの インター通りすぎたじゃないか‥

おい!ここで、バックしようなんてかんがえるな!
「‥あれ、わかったぁ?」

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by pontajima | 2006-07-02 23:55 | 金さんと愉快な仲間たち