面白くなければ、見たくない人のために‥ニホチュウ = 石川県小松市、日本の中心で愛をさけぶブログだぞー!


by pontajima
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病院に入院したかった。

むかし、むかし子どものころ

学校でクラスの友だちが入院すると、その子はヒーローでした。

みんなで、はげましの手紙を書いたり、
代表で何人かが病院に見舞いに行ったり
話題の中心には、その子がいました。

ぼくは、とってもうらやましく思いました。

それに入院すると、めったに食べたことのない果物がもらえます。
かんずめがたべられます。
ぼくも入院したいとおもいました。

足にギブスをはめて、松葉杖をついて学校にくる子もいました。
みんなが しんせつに、その子のかいごをします。

ぼくも、松葉杖をつきたいと思いました。
ギブスもしてみたいと思いました。

ぼくは、足をケガして、入院できたら最高だと思いました。

ぼくは、近所の幼稚園にある木にのぼりました。
とっても高い木で上のほうまでのぼれます。
ここからとびおりたら‥
死ぬかもしれないのでやめました。

へいがきから、とびおりました。
でも、いつもとびおりてるので、なんともありません。

しいの木に登って考えました。
あまり高くないので、とびおりても なんともなさそうです。
ぼくは、しいの木の枝の先端のほうで、またがっていました。
ゆらすと、上下におおきくゆれます。
おもしろいので、ゆらして遊びました。
馬にまたがっているような気分です。

もう、すっかり入院のことは忘れていました。

もっと、おおきく上下に動かしたとき、
枝が折れました。
ぼくは、それでもけっこう高さのあるところから
枝といっしょに地面に落ちました。

気絶したようでした。

気がついたときはあたりが真っ暗になっていました。
もう、とっくに夜になっていたのです。
でも、けがはしていませんでした。

家にかえって
オヤジにほっぺたが はれるほど たたかれました。

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by pontajima | 2007-04-20 04:47 | むかし、むかし子どものころ